日本とフィリピンの子供をオンラインで定期的に繋ぐとどうなるか

日本とフィリピン全国の子ども・生徒をオンラインで繋げる奮闘記

参加リストNo.4 ユニカセ 恵まれない環境の青少年に職業を(マニラ)

フィリピン×日本をオンラインで繋ぐプロジェクトの参加リストNo.4をご紹介します。

 

 マニラで、NGO団体から支援を受けても高校すら卒業できない青少年たちは安定した仕事も見つからない。そういった青少年たちを学歴関係なく雇い、仕事を通して色々な困難を乗り越える力をつけてほしいという目的のある「自然食レストラン ユニカセ(UNIQUEASE)」

 

uniquease | ユニカセは国際協力とソーシャルビジネスによる社会課題解決を目指す国際的な団体です。

 

代表:中村八千代さん

今はすっかりメディアでご紹介され、有名人になられましたが、私はラッキーなことに中村さんがユニカセを立ち上げようとしている時にマニラで知り合いました。

 

中村さんの壮絶なストーリー

中村さんがユニカセを立ち上げるまでのいきさつを聞くと凄まじくて涙がでて、わらっってしまうくらいの壮絶なストーリーがあります。

 

4億円の借金をご自分の肉親に騙され、負わされ、自殺も考え、縄に手が届いてもういくってときにある出来事が八千代さんを救った。

それから奇跡の逆転劇で4億の借金を返し、同じ様な世界にいる悲しい思いをしている子供を救う為「国境なき子どもたち(KnK)」で活動された。

 

そこから、フィリピンに辿り着き、ユニカセを立ち上げる。

 

そこからさらに激しい毎日がはじまりました。

今これを書いてて思うのは、八千代さんとご友人の情熱大陸にもでた安田菜津紀さんと知り合い、安田さんから佐藤慧さんに知り合い、佐藤慧さんから矢萩先生と知り合えた。

今回矢萩先生の知窓学舎と八千代さんのユニカセが同じリストに入っていただいのは、なにか起こるべくして起こった、必然かもしれない。

 

とにかく八千代さんの優しさと、努力を惜しまず愛情に溢れ、自己を投げ出して他者のためにやられているのがすぐにわかります。

 

主役は子供、青少年!!

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中村さんがよくいうのは「主役は私じゃない。この子達なんです。」

そうです、今はテレビや大学の講演では中村さんの名前スポットを浴びてますが、これがいつか子供達にスポットがあてられるようになっていかないと。

 

英語も上手で考えもしっかりしたユニカセの青少年達

日本人からすると、「なんでそんなことしちゃうの?」とフィリピン人について

あきれることもある。

しかし、驚くのはそんな彼らたちだが、日本の大学生よりもよっぽどしっかりと未来と現実をみつめていたりする。

ボランティア活動にきたインターン生の数名が、すぐに諦めて辞めてしまうことが何度か起こった時、「大学にいくことができる人たちが困難から逃げてしまうのはもったいない。私たちは生活がかかっているから、無責任に逃げることはできない。」と中村さんにつぶやくこともあるほど成長した。

 

日本で社会や世界を知らない10代や20代の若者に活を入れてほしい。

日本の若者にもフィリピン人から学ぶだけでなく、なにかをシェアして高めあってほしい。きっと彼らもそうしたくなるはずである。

 

 中村さん曰く、
「これから世界の人たちと渡り歩くためにも、日本の未来を担う若者たちに、もう一度、日本の強みを思い出して欲しい!」

 

はい、世界に羽ばたくグローバル人材を育てましょう。

日本とフィリピンで助け合って21世紀をハッピーに一緒に生きていきましょう。

 

 

わくわく、ドキドキ!!