日本とフィリピンの子供をオンラインで定期的に繋ぐとどうなるか

日本とフィリピン全国の子ども・生徒をオンラインで繋げる奮闘記

第1回 オンラインミーティング第一回:日本とフィリピンの高校生と大学生を繋ぐオンライン会をしました。

初めまして、北海道教育大学Moekaです。
ご縁があって International Friendship Online club for Youth のオンラインミーティングのご報告をさせていただくことになりました。
このミーティングを通して何ができるのか、実際どうであったかを少しでもお伝えできればと思います。
お時間のある方は、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

 

参加者と内容

6月7日(日)日本時間の夜20時から約2時間第1回目の International Friendship Online club for Youth のオンラインミーティングを開催しました。参加者は高校生から大学生と同じくらいの年代で、約20名が集まりました。
このミーティングの目的は世界中の学生さんと交流してお友達になることでした。
自己紹介からスタートし、その後ブレイクアウトルームセッションに分かれ、各グループでそれぞれトピックを出して約20分ごとのディスカッションを3回行いました。

 


反省会
企画者である松本さんとオンライン会終了後に2名で反省会を行いました。
反省会も非常に白熱し色々なことを熱く語り合いました。オンライン会ももちろんですが、この反省会も充実したものだったと思っています。
オンラインインターンとして、離れたところからでもこのようにお手伝いできることを嬉しく思うと同時に、オンラインの恩恵を受けているなと感じます。コロナにより大学の授業も遠隔で行われ、不自由に感じることも多いのですが、良いこともあるなと気づくことができました。

アンケートの結果
アンケートをとりました。当日はフィリピン、日本側から大変大きな反響がありました。しかし、ただ面白かった、よかったで終わらせるのではなく、次回以降より良いオンライン会にするため、参加者の声を反映させていきたいと考えます。

アンケートに答えてくれた方には本当に感謝しています。

回答してくださった皆さん、ありがとうございます!
今回なんとほぼ参加者全員からアンケートが返ってきたので、それだけでも
この会の満足度が高かったことがわかります。

ではアンケートの回答を載せておきたいと思います。
(リンクの貼り方がわからなかったので、今回はこのように…。)
↓↓↓
Q1. この会に、また参加してみたいと思いましたか?
A. 参加したい!(94.1%)
  聞くだけなら参加したい!(5.9%)

Q2. 機会があれば友人知人を誘ってみようと思いましたか?
A. 友人・知人を誘いたい!(100%)

Q3. 満足度は星いくつでした?
☆☆☆☆☆ (52.9%)
☆☆☆☆  (41.2%)
☆☆☆   (5.9%)
☆☆    (0%) 
☆       (0%)

Q4. この会に参加してよかった点は何ですか?
A.
・新しい人と会うことができ、他の言語や文化を学ぶことができた。
・英語を使うことができた。
・これまで関わったことのない国の人や年齢の人と話せたので良かった
・新しい人に出会えた
・新しい友達ができ、文化について新しいことを学ぶことができた。
・新しい人と出会い、少し日本語の勉強ができた。
・普段出会うことのない人たちと出会えた。
・韓国と日本の違いを学ぶことができた。(近い距離に住んでいるが、考え方は異なっている)
・他の国の方々と話したりディスカッションしたりできたこと。
・新しい友達ができた。
・新しい友達ができて、新しい考えを学ぶことができた。
・楽しさで幸せになった。
・日本で英語を話す機会は、普段生活していると少ないから、英語を話す機会ができて
良かった。また、just be friendというテーマだったから、気軽にトークできて良かった
です。
・他の国の生徒と話すことができた。
・オンラインミーティング後、海外の人達とすぐにメッセンジャーでの交流を始められた点
・上手く伝えられなかったので、次は頑張ろうというモチベーションアップにつながった点。
・海外の友達が出来た点

Q5. 他にやりたいテーマは?
A.
・思いつかないので、英語であればどんなトピックでも
・スポーツや趣味について
・日本の好きな場所、趣味、音楽、ゲーム、好きな個展、日本の学校について・教育状況
・趣味について
・お互いの言語について
・お互いの文化を知ろう。
第二言語をどのようにして学んだ(学んでいる)か
・フリートーク
・身近な話

Q6. この会を盛り上げるアイデアがあれば教えてください
A
・たくさんのトピックについて話しあう。
・おそらく、話すことが恥ずかしく怖い人もいるのでより多くのトピックを提供する
・この会は私にとって楽しかったので、悪いところはないです。しかし、他のアクティビティがあれば、より興味深い会になったと思います。
・人数の多いグループはたくさんの顔を一度に見ることができる。私は何人かの人と話すことができなかったので、次回も参加したい。
・もっとたくさんの人を招待する!自分もだれかにお勧めします。
・何かを披露したりする
・ゲームを行う
・Zoom以外の場を設けることもできる
・色々な国の人が参加して、それぞれの文化を知れる会は楽しそうだと思います。
・年齢制限をなくす。
・ゲーム

Q7. 悪かった点、気になった点は何ですか?
A  
・静かな時があり、自分のことを話さなければならなかったので、会話があまりできなかった。
・全員の顔が見えるようになれば良いと思いました。
・コミュニケーションをとることができなかった。
・ラグや画面が固まってしまうことが時々あったが、それ以外は素晴らしかった。
・今日は、自己紹介と趣味、音楽、食べ物とトピックが限られていたので、何か特別なトピックがあれば、すべての人が話す機会を作ることができたと思う。

個人的には同じ年代の、少しでもこのミーティングに興味を持っていただいた方と英語を用いて交流でき、嬉しかったです。ミーティング後に連絡を取り始め、交流を続けることができている新たな友だちを作ることもできました。

どこにいるかに関わらず交流できるのがオンラインの強みだと思います。オンラインで簡単に世界と繋がり、交流できることの便利さとオフラインでの繋がりの温かさを実感し、どちらの繋がりも大切にしたいなあと思うようになりました。


5つの点を改善しました

以上がアンケートの結果でした。

アンケートの回答にもあったことと個人的な反省点を踏まえ、次回以降は以下のように5つの点を改善したいと思います。

1:かんたんなルールを作る

これから新しい参加者がどんどん増えていきそうです。既に増えているので、新しく参加した人や紹介する人が説明をするのに楽になるようにルールを作って参加者が楽しめやすいようにします。

2:時間の強制をしない

時間による縛りが大きく、抜け出して良いのかわからない方が出るといけないので、抜けるタイミングはいつでもいいということをルールにする。

3:行動の制限をしない

もしかしたらお腹が空いたり喉が乾いたりトイレに行くのも我慢する参加者が出るといけないので、飲食やトイレ休憩も自由にできるようにルールとして設定する。

4:ルールを告知する

事前にルールをまとめ参加者に送る。

5:話しやすい雰囲気作りを工夫する

初めて会う人がほとんどなので何を話していいかわからない、どうやって会話を続けたらよいかわからない、そう感じる人もいたと思います。そんな時に、みんなに向けて投げかける質問をアシスタントとしてもっとたくさん用意する。(ここは本当に勉強になります!)

 

 

私が思うこのミィーティングの良いところ

たまに国際交流会はありますが、だいたいその場だけ話してその時限りになってしまいがちです。1度だけの交流を、その関係を友達というのか?という疑問があります。

この会ではフェイスブック(なぜラインではないのか?はまた別で説明したいと思います)でグループを作りフィリピンや日本の生徒が個人間で自由にやりとりができるようになります。実際にこの会が終わってから、Messengerを通じてやりとりをしている方もいらっしゃるようです。個人間での関わりが増えたり、ミーティングを重ねることで、交流の幅が広がり友達の輪も広がったりする可能性があるといいなと思っています。

私も今は英語で会話くらいはなんとかできますが、チャットでも英語を使うことができるので、「あの時こう言いたかったけどなんて言うんだろう」「あの単語どういう意味だったんだろう」と記憶に残り、英語学習の意欲にもつながっていきます。「英語を話す人はこの場面でこういう表現をするんだ」と発見も多いです。

 

ミィーティングを続けたい

このようなミーティングを毎月1度はできたらなと思っています。
今回参加者の皆さんからもらったフィードバックを次回以降のミーティングに生かしていきたいと考えています。

また、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
興味のある方はもちろん、お友達を誘っての参加もお待ちしています!


次回は自分自身について少し書こうと思います。
それでは今回はこの辺りで。

暑くなってきましたので、体調には気をつけてお過ごしくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!