東進ハイスクール元講師がフィリピンのセブ島で奇跡を起こしている件
ここはフィリピンのセブ島。
セブを知っている人は今では結構沢山いると思う。フィリピンのリゾート地としてのイメージが日本人には強くあるのではないだろうか。
一方で、訪れたことがある人なら知っているだろうが、やっぱりまだまだ発展途上国としての特徴を多く残している。
「貧困」と「格差」である。
貧困解決に取り組む東進ハイスクール元講師・山中博
この派手なピンクのシャツの男性が、何を隠そう奇跡の男・山中博である。もう動画を見なくてもサムネだけで何か伝わってくる気がする。
彼が代表として立ち上げたのが、国際協力ボランティア団体「DAREDEMO HERO」。氏は今から15年以上前にフィリピンへ留学。その時に過酷な環境の中でも笑顔で生きるフィリピンの人々に心打たれたのだという。彼自身も貧困家庭で育った経歴があり、貧困問題の解決に向けて動き出したのはもはや運命だったのかもしれない。
DAREDEMO HEROについては以下のリンクから。
私たちは貧困層をただ単に支援するボランティア団体ではありません。子供の家 Hero’s House(ヒーローズハウス)では、勉強したいが家庭環境や学費が原因で勉強できない子供たちを中心に支援をしています。
その子供たちが将来、貧困問題を解決する一員になるように教育していきます。
活動開始後たった半年で、26名中6名の奨学生が中間テストで「全ての科目で満点」を取りました。そしてその中の1人がおよそ5,000人いる小学校の中でトップの成績になり、新聞社主催のスピーチコンテストにも選ばれました!
団体設立からたった1年で6学年中、4学年のトップが当団体の奨学生が占めるようになりました。さらに成績優秀者(各学年約900人の中でトップ3にメダルが授与されます)に7名が入りました。
1年半後には、浴衣コンテスト・コスプレコンテストなど、勉強以外でも輝きを見せるようになりました。子供たちは「誰でもヒーロー」になれる力が備わっているのです。
このビデオカンファレンスクラブにも協力いただいている。いつもありがとうございます!
本の出版・講演で大忙し♪
先日は常翔学園で600人の聴衆を前に講演、ほかにも講演のスケジュールを沢山こなしているらしい。
そんな山本博さん、今度本を出版なさいます!(※まだ発売前)
同じく東進ハイスクール有名講師の安河内哲也先生も推薦するその本のタイトルは
『グローバル人材なんかいらない!』
な、なんという刺激的なタイトルなんだ。。
ちなみに、本の印税は100%支援金になるそうな。熱い、熱すぎる。セブの熱気にすら負けないこのイノベーターに協力していただけている。自分も負けてはいられない。
とにかく、『DAREDEMO HERO』と『グローバル人材なんかいらない!』
これからもセブ島の奇跡から目が離せない!
グローバルイノベーション創出プログラムに応募する
2016年度グローバルイノベーション創出・シードアクセラレーションプログラムの
情報キャッチした経緯
フィリピン留学卒業生の紹介でお知り合いになった方から、大阪市経済局長をご紹介いただき、大阪でお会いしていただきました。
そして2回目のお会いした時に
という起業家、スタートアップをサポートする組織にプレイヤーとして登録すればいいやんと言って頂き、フィリピンで語学学校をやっているのに、大阪イノベーションハブに書類をおくり、面接をうけ入れていただけた。
イノベーション、スタートアップ界隈の方達にはボーダーがない。
目的は世の中をよくするためであるからだ。
局長はじめOIHの方々皆さん熱く本気です。
そこからグローバルイノベーション創出プログラムの選出があるという告知をキャッチし、VCCのアイデアを応募してみた。通ったら一気にVCCで喜ぶ生徒が増える!可能性が高まる。
ドキドキ!!
落ちた
ドキドキしたが、落ちた
すぐ落ちた!
あっさり落ちた!
少々ショックだったが、
皆さん、失敗は恐れる事ではありません
ということが言える!と思ってやっぱりワクワクした。
全ては本気でリアルな最高の遊びです。僕にとってのカブトムシとりです。
別のプログラムの連絡くる
と思ってたら数週間後大阪イノベーションハブの方からメールが届いた。
今度は
「Get in the ring Osaka 2016」という
ピッチバトルを開催します。
よかったらエントリーしませんか?
というお声掛けのメールだった。
うーん、英語でリングの上でラップみたいにピッチでやりあうらしい。
どっちがいいアイデアか~って感じか。
斬新やね。
どっちが優れてるかっていう話じゃないから、違和感もあるけど
お祭り感覚でやるのと面白いからやるっていうのが目的だからいっか。
でも緊張するわ~。
でも失敗は恐れるもんじゃないんでしょ。
じゃー緊張もしないよ。と自分に言い聞かせる。
で、自分も緊張してるけど、こう考えて実際行動したら
うまくいったよっていえたら、誰かの勇気になれるなーって
考えるとワクワク
とにかくやってみよう。
自分の想いや考えを喋ってみよう。
失敗しても面白い、成功しても面白い。
行動すると面白い事しかない。
さあ、いこうか
わくわく、ドキドキ!
VCCの英語版公式ウェブサイトができました!
台湾の高校にコンタクト!
今日台湾の賢い高校をネットで調べて直接電話しました。
電話は3回廻されて、Deanという学部長くらいのお役の人とお話ができた。
突然の電話に関わらず学部長に繋いでいただけたのは日本人からの国際電話
だったからだと思う。
意外にうまくいく
「とりいそぎウェブサイトはないか?」といわれた。(至極当然)
学部長さんには興味を持っていただけた感触だったが、話を通すにもどこの馬の骨とも知れない会った事もない人からの話でいきなりOKがもらえるわけがない。
フィリピンなら直接会いにいけるので簡単なのだが。フィリピンと日本以外で参加校を増やすのであれば、今後英語のウェブサイトは必須。
そこでチームの一員の加納愼之典 君にお願いすると、この方1日で作ってきました。
はやい。行動のスピード。やりとりは以下。
加納くんとのやりとり、仕事の過程
そしてできたウェブサイトはこれ
画像選びや英語で打ち込むテキストの質、即席のはずなのに素晴らしい。
なによりスピードがある。「大企業に足りないのはスピードだ」とよく大企業の方が言っている。
倫理書を書く手間、渡す手間、上部で話し合う時間、許可をもらう手間だけで時間がかかる。
決済権を日本の会社は海外に比べ与えないと某通信大企業で働く卒業生が語っていた。
そしてウェブサイトを作ってもらった後いくつか気になる所があったので、即座に伝えるとネガティブにではなく、ポジティブにとらえすぐに改善してくれた。早い!
普通なら
名刺代わりでいいっていったじゃん。。。
早急に作ったのにほめてくれるどころか次の注文か。。。
欲張り過ぎこの人。。。。
というような不満がつのる可能性がある。
なにしろ彼は今現役の大学生4年生で就活、バイトに忙しい。
それでもすばやく手を抜かずに全力でやってくれてることに感謝と
その全力でやりあって協力して何かを作ってることに快感を感じる僕です。
一緒に遊んでくれてありがとうございます、加納くん。
(以前の加納君の紹介記事はこちら)
神戸で卒業生&元インターンに再会。手伝ってくれる事に - 日本とフィリピンの子供をオンラインで定期的に繋ぐとどうなるか
台湾にもコンタクトとりはじめ、仲間と仕事すすめれて、
わくわくドキドキ!
P.S. 今はまだなにも収入ゼロなので、ボランティアで手伝ってくれる方大募集!
仕事の片手間日本滞在、アジア滞在の方から、がっつりフィリピンにきて手伝ってくれる方まで何でも募集しています!
またフィリピン留学と合わせてのボランティアの場合割引制度でサポートさせていただきます。本気でなにかに取り組んでみたい方、輝いてみたい方、是非お待ちしています!!
シェア大歓迎。
フィリピン人との生きた英会話を体験した高校生の考える英語教育とは
ビデオカンファレンスに参加した現役高校生が、コラムとして彼の考えをまとめてくれました。
ビデオカンファレンスクラブの様子はコチラ
Video conference club ブレント(フィリピン)× 知窓学舎(横浜)セッション2回目
神奈川大学附属高校3年生
15歳の時にフィリピンバギオ市に一ヶ月留学。
帰国後、高校の文化祭改革や高校生国際会議への参加、Social Producers Cafe ユースを立ち上げ、代表を務めるなどをしてきた。
Start up Weekend @MSDにおいて総合2位、神奈川県高校生文化部連盟にて優秀賞獲得などの成績を残した。
***
「現役高校生の考える英語教育」
世間ではよく語学力の低下が騒がれていますが、今回はその問題の根底にあるものについて考えていこうと思います。
日本における外国語教育の始まりは今から約200年前、江戸幕府の役人であった高橋景保(たかはしかげやす)の建議によって設置された「蛮書和解御用所(ばんしょわげごようしょ)」まで遡ります。
高橋景保は、日本で初めて正確な日本地図を作ったあの伊能忠敬に測量術を教えた高橋至時(たかはしよしとき)の長男で、幕府の天文方で外国の天文書を訳す仕事をしていました。彼は外国書を訳す中で「日本の対外意識の低さは将来国家の破滅を招く」と考え、天文書に限らずあらゆる分野の外国書を訳すことと、そのための言語能力育成のための機関として「蛮書和解御用所」を設置しました。
それから約50年後、ペリーの来航により開国することとなった日本は、諸外国と対等の立場になり植民地支配という「死」から免れるために富国強兵を、それを行う上で必須となる外国語教育の導入を急務としました。(余談ですが、ペリーとの交渉の際、筆談で通訳を行ったのは蛮書和解御用所の役人だったそうです。)
上の2例からわかる通り、日本における外国語教育は「自分の身を守る」という目的から始まっています。しかし、現在の日本における外国語教育はそんな危機感からではなく、「世間が求めているから」という理由で行われているのではないか思われます。
実際、僕の通う神奈川大学附属高校(グローバル化に適応(笑)した生徒の教育を目指すという方針を持っている)で行われている英語系科目における各教科の割合は大体、読解6:作文2:リスニング1:英会話1となっており、大学受験を突破できてもグローバル化に適応できるとはとても思えません。
なぜ英語教育が大学受験のためのものとなってしまったのでしょうか?僕は「危機感の欠如」に原因があると考えます。そして僕はVideo Conference Clubの活動はこの「危機感の欠如」を補うことができると思います。恒常的に外国人と話し「自分の考えを相手に正確に伝えるためには大学受験の勉強をしているだけではだめだ」ということに気付くことが語学力を向上させようと考えるきっかけになるからです。
僕はこのVideo Conference Clubへの参加を通して、自らの語学力の低さから自分の伝えたいことの2割も伝えることができないという事実を知ることが出来ました。
Video Conference Clubが将来、日本の英語教育を大きく変えてくれることを祈ります。
***
自分の意思で学ぶ
「単に世間が求ているから」ではなく、自分の原体験を通して「そもそもなぜ学ぶのか」について考え、意思をもって行動する。
文章としてまとめるにあたって、これまでの英語教育の歴史にまで遡り、現状と比較し、問題点や仮設を立てるにまで至っています。
彼は本当に大切なことを自ら学び取っています。それは単純な英語教育だけでは成しえなかったことでしょう。
参加リストNo.5 植田インターナショナルプリスクール
フィリピン×日本をオンラインで繋ぐプロジェクトの参加リストNo.5をご紹介します。
植田インターナショナルプリスクール
植田インターナショナルプリスクールは名古屋を拠点に生後6ヶ月(!)から6歳児に英語で教育を提供する学校。
英語だけでなく、見る・聞く・話すことから沢山の経験を積み、好奇心と可能性を育てることをモットーとしています。
好奇心と可能性。
これを「育てる」ことがどんなに大切なことか。人によっては、そもそもこれらは天性のものだと考えていて「育てる」という発想がそもそもないことだってある。
フィリピンと日本をオンラインでつなぐビデオカンファレンスクラブの目的はまさにそこにあります。好奇心と可能性を育てること。
英語はもちろん大事です。でも英語を使って世界のどこに注意を向けるか、どんな体験をするか。それは英語力ではなく、その人の好奇心や可能性、わくわく・ドキドキにかかっています。
世の中がどんなに変化しても生き抜いていける逞しさ、強さの源がそこにはあります。
学校HPにある「プログラムゴール」を見てみるとこの学校がどんな教育を目指しているかを垣間見る事ができます。
当スクールを通して子ども達は
自分自身について考える
自信をつける
一人でやり遂げる力をつける
話を聞いて理解をする
責任感をもつ数字を理解する
フォニックスをつかってアルファべットの理解
本に興味を持つ
体育のクラスを通して健康な体を作る
音楽のクラスを通して音楽の楽しさを知る想像力を養う
物を大切にする
先生の話を聞く
スクールでの時間を楽しむ
Facebookページにも沢山の情報と写真があるので、ぜひご覧下さい!
https://www.facebook.com/UedaInternationalPreschool
つながるご縁
今回も例に漏れず、いろんな縁が繋がって素晴らしい学校に参加していただく運びになりました。
以前、名古屋でのNTT西日本の新規事業部様に出会い、NTTのICT事業の発表会について教えていただきました。NTTはテレコミュニケーションを利用した遠隔授業なんかの推進もしているのです。
11月にあるICT事業の発表会で、このプロジェクトがコンテンツとして出させてもらえるかもしれません。
発表会といっても小さいものではないので、ある程度の規模の学校とタッグを組んでいる必要があるはず。
そこで以前、名古屋で10店舗くらい飲食経営してるオーナーにインターナショナルスクールを紹介してもらったのを思い出して連絡してみました。
その名古屋の飲食のオーナーはたけしさんという方で、さいとうさんというツイッターやマジストとも提携仕事を提携するようなやり手の方のお友達。
さいとうさんが台湾でお仕事することになって引っ越したので、台湾でもお店をだしてよというリクエストに答える為市場調査にこられてました。
その人が台湾にお店を出すために視察にきてたときに、僕は台湾マーケティングのために台北に滞在していました。
でも、同じ場所にいたというだけでは出会うことはなかったでしょう。
そこで登場するのが「ひろみち君」。
彼はフィリピンにある僕の学校の卒業生で、のちに台湾人の彼女と結婚しました。そのときのストーリーが「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど」という映画になっているすごい人。
彼に台北を案内してもらってるときに市場調査にきてた斎藤さんとたけしさんとバーで遭遇したとき、紹介してもらったのです。 …というわけ。
本当に沢山のひとのおかげで色んな事が起こっています。
ありがたいです。
Brent International school & 知窓学舎 高校生 ビデオカンファレンスクラブを撮影していただけました。
第三回目のブレント&知窓学舎のビデオカンファレンスクラブの様子
ブレントはフィリピンでもトップクラスのインターナショナルスクール
フィリピンといえば貧しい国というイメージが強いと思いますが、ブレントは100年以上の歴史を誇るアメリカ系の学校です。
生徒はフィリピンの富裕層
富裕層の子どもは世界観がフィリピン一国ではありません。アジアや欧米の中でのフィリピンであったり、日本をみています。この感覚は日本人の子どもや青少年にはありません。
グローバル人材育成といっても留学できる生徒はごくわずか。周りに留学した人もいなければ留学生や外国人と友達になる機会もないのが日本。
外国人と友達になることで、定期的に繋がることで世界が本当に感じることができる。本や教科書、学期末テストやセンター試験では学べない、人を通してでないと学べないことが学べます。
今まで日本のメディアでは伝えられていなかった優秀な面のフィリピンと触れ合って頂く事でまた一つ視野が広くなるでしょう。
東ティモールにいる佐藤慧さんとメッセンジャーでやりとり Video conference clubについて
佐藤慧さんに今日メッセージで写真くださいといってみた
Video conference clubの公式ブログは色々なお偉い方々がみるかもしれなくなってきたので、みられる前に少しでも素晴らしさを伝えたいと思って
このブログトップ画像に写真を提供していただけないか?
というあつかましい以来をしました。
彼の撮影する子どもの笑顔はスキル云々ではなく、大袈裟にいうと人類の現在過去未来をシャッターで切り抜いたような瞬間(フラグメンツ)を大切に集めている。
佐藤慧さんとは?
文字通り戦争や紛争、虐殺の闇の部分をみながら、災害の哀しみも体験しながら、それでもなおホープというパンドラの箱に最後残されていた鳥を、泥にまみれて働く人々や輝く子どもの瞳の中に映し出し、写真で表現する。
まさにVideo conference clubに最適な深い笑顔の写真。
……結果、
写真がないので、次回フィリピンに行ったら撮りますね!
とお返事をくれた。
ありがとうございます佐藤さん。
東ティモールもVideo conference clubに参加すればいいんじゃん?
そして僕は彼に聞いた。
と。
これは東ティモールの虐殺を先進国が無視したために起こった惨劇を将来防げる手段にもなると思った。
東ティモールにも貢献できる。
日本人やフィリピン人の生徒も喜ぶ。
だが、僕も慎重に行いたい。東ティモールは貧しい国だが皆がはっぴーだと慧君の記事を読んだことがある。あれだけの悲劇が起こってなお憎しみで返さず、平和を願う東ティモール人。
でも国が豊かになるといって何も考えないで開放すると資本主義が入った後のブータン王国になる可能性がある。
そんな中、佐藤慧さんがさきほどこんな記事をフェイスブックにあげた。
Video conference clubの目的
この東ティモール人、佐藤さんと私も全く同じ意見です。子どもたちに参加していただく団体や学校の代表者の方々にも、このVideo conference clubの真の目的と意図を必ず伝えなければならない。
グローバルな競争社会を作るためではなく、共存共栄のできる世の中にするために行うということ。
そうでないとこの東ティモール人のいうように
経済成長と引き換えにもっと大切なものを失ってしまう。
そこを忘れずがんばれば、すごい良い事が起こる!!
ワクワク、どきどき!!