日本とフィリピンの子供をオンラインで定期的に繋ぐとどうなるか

日本とフィリピン全国の子ども・生徒をオンラインで繋げる奮闘記

プログラム名をVCCからTOMODACHIに変更しました。

今まで日本とフィリピンの子どもを繋げるプロジェクトをビデオカンファレンスクラブとしていましたが、TOMODACHIとしました。

 

高校生以上だとビデオカンファレンスクラブというのがかっこいいのでよかったのですが、
交流関係、友達を作るという趣旨だと少し敷居が高くなると感じたからです。

そもそも日本とフィリピンを繋ぐプロジェクトは日本人の生徒の英語力が圧倒的に低く、
5歳児や6歳児くらいの英語力しかないのがほとんどです。

そうすると英語で学科を全て学ぶ力のあるフィリピン人の方が高いのに
彼らのベネフィットは大好きな日本文化をもつ日本人と友達になれること、
だからです。

 

ということでこちらがその新しいプログラム名TOMODACHIのロゴです。

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TOMODACHIロゴデザイン


英語を上達させる1番の方法は何?と言語学者に聞けば

「その言語しか話せない環境に行き友達を作ること」

と全員がいうでしょう。

この友達の定義には「家族、恋人」も含まれます。

言語を学ぶ根底は家族を含む友達と形成し、そして大人になり「先生」的な人や作品から学び昇華させます。

この根底がないところにいくら「先生」「教材」「ワークショップ」をしても土壌がスカスカな土地に肥料を入れるようなものになります。


留学も同じで留学時にだけ勉強してもどの土壌という環境を自分で作る、または自分で移動しなければ英語力は伸びませんし、そもそも人生全般、仕事もそうですよね。

まずは島国で他国との繋がりが少ない、移民に消極的で外国人との接触が少ない
日本の子ども、生徒のために友達をオンラインで作る環境を作る。

そこからアナログで交換留学や交換ホームステイが増え、お互い世界で情報交換をして
お互いで良いところや課題をシェアして解決策を見つけより良い世界を作れる、一緒に仕事ができる(経済圏も広がる)ようになる

という図式。

日本政府が唱えるソサエティー5.0の新しい社会を支える、生き抜く教育は以下のように文科省だけでなく経産省も言っています。


Society5.0(ソサエティ5.0)


文科省経産省が出しているこれからの教育は

1.学年依存ではなく多種多様に混ざり合っている

2.教える人は教員に限らない

3.教師の役割は代わり、新たな役割が加わる

4.教室は学校に限らない

など言われています。


まさにTOMODACHIはこの社会の課題を取り組むため、良り良い教育を与える
方法の1つになります。


ビデオカンファレンスクラブは社会人や学生の中でも時事ニュースや世界を
よくしていきたい、社会に貢献したい、質の高いビジネスをしたい、自分を向上させたい
などに興味をもつ人達のための別コースとして使いたいと思います。